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マッチングサイトを利用すして文章のやりとりをするときは、「あなただけに話しかけてます」という雰囲気を演出できるかがカギになります。
多くの人と関係を持とうとすると、誰からも相手にされないのは、理由があります。
ラジオのCMを聴いているとやたら、二人称の「あなた」のフレーズが使われている事に気が付くはずです。
不特定多数にアプローチする広告では、「皆さん」や「皆さま」が多く使われても不思議ではありません。
しかし、八方美人の人が誰からも相手にされないのと同じで、全ての人に呼び掛ける方法では、誰からも見向きがされないのも事実です。
多くの経費をかけ様々な研究を重ねている広告の製作会社が、その事を知らないわけがありません。
「皆さま」よりも「あなた」の方がインパクトがあるのは、自分だけに呼びかけている印象を与えるからです。
CMを聴いた人は、恐らく二人称で呼ばれる事で、相手(広告主)に親しみを覚え、商品購入に至る確率が高まるものと推測できます。
男性なら誰でも良い。あるいは女性なら誰でも良いと思っている人よりも、あなただけに関心がある人には、こちらも相手に関心を持つものです。
皆さまが1/1000だとすると、あなたは1/1位の重みがある言葉なのです。
人は大切にしてくれる人を軽く扱うことはないものです。自分を尊敬してくれる人を軽く扱ってしまったら、自分自身の価値を認めないのと同じだからです。
マッチングサイトでこの原則を使わない手はありません。不特定多数の中からお気に入りの相手を見つけ出すには、一工夫が必要です。
「誰でも良いから」という言葉が掲載されているなら、「私でなくても良いのね」となるのはごく普通の感情です。
もちろん、マッチングサイトは最初、相手のプロフィールの情報の範囲内の事しか相手を理解できないので、最初から馴れ馴れしい言葉を使うのは逆効果です。
メッセージやメールを何度かやりとりしているうちに、プロフィール以外の情報が入手できるはずです。
そして、ある程度関係性を築く事が出来たら、二人称ではなく、相手のニックネームを出来るだけ多くメッセージに入れると喜ばれるはずです。
また掲示板への書き込みでいきなり「あなた」を使うのはあまりお勧めできません。掲示板への書き込みはあなたのプロフィールや考えている事を一生懸命書く事に徹しましょう。
マッチングサイトの便利な点は、同時並行して、別の人にアプローチしても相手に気付かれない点です。
マッチングサイトは優良なサイト程、有料になっているもの。時間もかかるので二股三股はお互い様ではあるのです。
要は間違って他の人のニックネームで呼びかけるなどして、相手に気付かれてしまわなければ良いのです。